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一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団 太田 太 議員

国民保護法に基づく区の取り組みについて

 有事の時のために一定の備えをしておくことは、区民の生命や財産を守るために重要であるが、例えば、外部からのミサイル発射による武力攻撃に対して、現在、区はどのような取り組みををしているのか。

 全国瞬時警報システム「Jアラート」の通信訓練に年4回参加しているほか、「災害情報一斉送信システム」の充実を図り、情報発信の強化に努めてきた。防災訓練等の機会を通じ、緊急時の的確な情報発信や職員の対応力の向上に努めつつ、関係機関と連携を図り、不測の事態に備えた取り組みを引き続き進めていく。

健康寿命の延伸について

 ヒアリングフレイル問題に対する⑴普及啓発などの区の取り組みは。⑵高齢者の相談支援に携わる医療福祉関係者の理解促進について見解は。⑶難聴者サポートとして、区の窓口において対話支援機などを活用しては。⑷豊島区の「みんなの聴脳力(ちょうのうりょく)チェック」のように、医師会と連携した聴能力アプリを活用しては。

 ⑴8月に区が運営費等補助金を交付している認知症カフェにおいて勉強会が開催され、参加者から非常に関心を持たれていた。今後は、こうした取り組みを参考として、いきいき館の講座など、さまざまな機会を捉えて高齢者への周知を図る。⑵おとしより相談センターが開催する研修などのテーマとして取り上げることを検討している。⑶コロナ禍でアクリルパネルで仕切られている窓口でも聞こえやすく、円滑な窓口対応に有用であることから、本区においても導入に向けて活用方法を検討していく。⑷先行自治体では「ヒアリングフレイル」対策の一環として活用していることから、医師会にも意見を聞きながら研究していく。

児童虐待防止について

 妊産婦の自殺や0カ月児の死亡などの防止のため、アウトリーチとして、妊娠中のうつ・産後うつの適切なケアを受けられ、安心して子どもを産み育てられる社会を目指したいが、所感は。

 届出のあった全妊婦に対する面談や全乳児への家庭訪問、乳幼児健診などの機会を通じて、継続して状況確認を行っている。自殺や虐待につながりうるハイリスクな方には家庭訪問や医療機関への同行受診、ヘルパー派遣や一時保育など各機関から必要な支援を行っている。今後も、引き続き関係機関が連携し、安心して妊娠・出産・子育てができる環境づくりを進めていく。

晴海地区の人口増加に伴う交通利便性について

 区内の回遊性を高めるため、民間企業とも連携して月島地域と日本橋地域を乗り換えなしで結ぶ運行ルートを整備しては。

 回遊性を高めるには、多様な交通機関の乗り継ぎ利便性を向上させることが重要。江戸バスの新ルート検討のほか、都バスの拡充やBRTの銀座・東京駅への延伸などを都に働きかけている。さらに、臨海部から東京駅、日本橋までつながる地下鉄新線の整備を推進しており、回遊性は格段に向上すると考えている。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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