一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党　墨谷　浩一　議員

生活習慣病の予防の取り組みについて

問　ウォーキングは有効な健康づくりの手段。生活習慣を見直す機会を増やしていくことが必要だが、スマートフォンのアプリや歩数計を活用した健康ポイント事業を導入しては。

答　現在進めている「中央区健康・食育プラン2013」の改定作業の中で、健康ポイント事業も含めて、本区の特性を生かした健康事業の充実に向けて取り組んでいく。

問　「健康ウォーキングマップ」のバージョンアップについて、動画などと連動した取り組みについて見解は。

答　晴海地区をはじめ、まちづくりや水辺の整備が進んでいくことから、新たなコースを取り入れるなど、リニューアルを行っていきたい。その際には、スマートフォンやタブレット端末の有無にかかわらず、使いやすく効果的なものとなるよう検討していく。

高齢者福祉のさらなる充実について

問　ご家族が亡くなった際にワンストップで手続きできる「おくやみ窓口」の設置など、さらなるサポートが必要では。

答　「おくやみハンドブック」を配布するほか、リニューアルした区ホームページに「手続きナビ」を導入。今後ともご遺族により一層寄り添い、サポートする窓口体制の充実に取り組んでいく。

問　介護施設の入居申込書の共通化・デジタル化により、申し込み時の負担軽減につながるシステムを導入しては。

答　区内の特別養護老人ホームは、様式の共通化は可能と考えられるため、各施設に働きかけていく。申込方法のデジタル化は、運営法人が異なる各施設での共通システムの導入にさまざまな課題があるため、今後研究していく。

自転車の安全な走行について

問　４月から自転車利用時のヘルメット着用が努力義務化される。ヘルメット着用や走行時の交通ルールについて、コミュニティサイクル利用者も含めて、さらなる積極的な周知が必要では。

答　自転車交通ルールは、区内警察署と連携し、「自転車安全利用５則」の周知徹底や、参加体験型・実践型の安全教育を推進している。ヘルメット着用については、その重要性を繰り返し周知するとともに、本区職員に区民の模範となるよう自転車利用時のヘルメット着用を指示した。コミュニティサイクル利用者に対しても、利用時のアプリやホームページで周知していく。

問　コミュニティサイクルのポートにある自転車を増やす取り組みや、ポートのさらなる拡大が求められているが、見解は。

答　晴海フラッグでは、25カ所のポート設置を予定。他の地域も再開発等の機会を捉えて設置を推進。車両増減が多いポートでは、再配置の頻度を増やすとともに、ＡＩ技術による「再配置最適化プログラム」を活用することで、より効果的な配置に努めている。

防災・減災の取り組みについて

問　⑴無電柱化工事に伴い、電磁波レーダーを用いた非破壊探査手法などのデジタル技術を導入しては。⑵無電柱化に限らず、インフラ関係の地下埋設物の新設や取替工事等のための試掘箇所をデータ化し、デジタル管理を行うべきでは。

答　⑴⑵平成４年度より「道路管理システム」を導入し、道路や占用物件に関する各種情報を総合的に管理。また、平成23年度から試掘や電磁波レーダーによる埋設物調査を実施し、工期短縮とコスト縮減に努めている。三次元的に可視化できるデジタル新技術は、さまざま場面での有効活用が期待できる。新技術の研究を継続し、費用対効果などを含め有効性について検討していく。

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