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一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団 塚田 秀伸 議員

区長の所信表明について問う

 中央区平和都市宣言に触れているが、昨今の世界情勢を踏まえ、平和を理念とする本区のメッセージを今一度周知すべきでは。

 来月の「平和の都市の楽しい集い」の開催に伴い、パネル掲示等で改めて平和の尊さや大切さを発信する。今後も区民への平和意識の啓発に努め、恒久平和の実現に向け施策を展開していく。

本区の都市力を最大化する都市整備について問う

 ⑴基本計画における都市基盤整備の工期は長期におよぶが、近隣住民や事業者への進捗状況などの情報発信について考えは。⑵工事期間中のまちのにぎわい維持やさらなる復興への施策は。

 ⑴関係者間の情報を集約し発信することが重要。今後も、複数関係者が情報共有する場の設置やその活用に取り組み、わかりやすい情報発信に努める。⑵とりわけ日本橋川沿いエリアでは、来年度から補助制度を創設し、地元による催事等を支援していく。他の地域でも、活性化が図られるよう地元の方々と議論を重ね、まちの特性を生かしたにぎわいづくりに取り組む。

 KK線をはじめとした遊歩道ネットワークについて、歩行者が本区内にアクセスしやすく、誰にでも優しい空間にすべきでは。

 広域的な歩行者中心のネットワークの実現に向け、開発事業との連携や公共施設の有効活用などを進めていく。

 ⑴水上交通としての舟運事業の今後の展望は。⑵防災船着場などの転用や、区外へのアクセス整備について考えは。

 ⑴観光資源のほか、通勤や日常的な移動手段としての利用も目指し、鉄道やバス等の陸上交通と結節していく。来年度は現状や課題を整理し、基本方針の検討や需要等の調査を行う。⑵将来的な広域連携も視野に、都や他区との意見交換を行っていく。

地震などの自然災害対策について問う

 都の新たな被害想定に基づく地域防災計画の修正に関し、近年の本区の特性を鑑み、どのように検討しているか。

 本区の地域特性から、マンション防災力の向上や帰宅困難者対策の充実が不可欠。あわせて、災害時地域たすけあい名簿を活用した拠点訓練の実施や感染症対策など、防災拠点で展開してきた対策を計画に位置づけていくことも重要。

 ⑴試行的な晴海中学校生徒の防災拠点訓練への参加を他の小中学校生徒などへ拡大しては。⑵小さな子どもも楽しめ、家族ぐるみで参加できるような防災イベントや訓練について考えは。

 ⑴取り組みの結果を踏まえ、翌年度以降、順次拡大するよう検討していく。⑵明正小学校では競技形式による防災資器材設営訓練に加え、ミニ消防車運転体験や綱渡り訓練など、こども防災体験コーナーを新たに実施。子どもからお年寄りまで多くの方が参加し一定の成果があった。地域防災力のさらなる向上を目指し、地域防災の担い手育成やコミュニティの活性化に努めていく。

 新しいまちとしてスタートする晴海五丁目地区は、町会や地域の結びつきなど、団体の醸成に一定の時間を要すると想定されるが、現時点における防災対策の取り組みについて考えは。

 在宅避難の普及啓発を図るほか、新たな防災拠点の設置をはじめ、共助の体制づくりに着手していく。晴海連合町会や各自治会からの意見聴取や協議などを通じて、対象となる避難区域の見直しや運営体制など防災拠点運営のあり方を検討していく。

地域のにぎわいについて問う

 地域コミュニティ連携事業補助金について、来年度も引き続き継続すべきでは。連合町会の適用について今後の考えは。

 長引くコロナ禍の対応として時限的制度ではあったが、本事業を活用したイベントの開催により、地域団体との連携が培われ、町会等の担い手不足解消や地域力向上にも効果的だった。さらに促進されるよう、従来の地域手づくりイベント推進助成に「地域連携加算」を追加し引き続き支援する。今後、連合町会を助成対象とすることも含め、地域の声を聞きながら検討していく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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