一般質問・答弁の要旨
日本共産党中央区議会議員団 奥村 暁子 議員
防災対策について
問 区民の95%はマンション住まいで、地域コミュニティ形成に課題がある中、共助頼みや自助努力では限界がある。区長の所信表明には公助という文言は一切ないが、公助の役割こそ重要では。
答 自助、共助、公助の取り組みが三位一体となって災害対応していくことが本区の防災対策の基本理念である。そのため、自助や共助頼みとする考えは有していない。
問 23区中18区では、木造建築物の耐震補強工事の助成対象を1981年以前の旧耐震基準ではなく、2000年以前に建築したものとしている。本区でも基準年度を見直し、対象を拡大しては。
答 次期改定予定の耐震改修促進計画において、耐震化の必要性について位置付けを行うなど、必要な対応を図っていく。
問 段ボールベッドの設置事例によると、発災後設置までに平均10日以上かかるが、⑴本区の備蓄状況と設置までの流れは。⑵欧米のように3日以内に設置できるよう整備が必要では。
答 ⑴⑵防災拠点ではエアーマットと毛布を配布し対応する。避難の長期化が見込まれ、必要となる場合は協定事業者や都に要請して確保する。現在区としての備蓄について検討を進めている。
子育て支援策について
問 品川区では、絵の具や習字セットなどの学用品の無償化を発表したが、本区でも実施しては。
答 個人に帰属する物品は、基本的に教育委員会が設置者として提供する物ではないため、受益者負担が原則であると考えている。
その他質問項目
高齢者の居場所について
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