一般質問・答弁の要旨
中央区議会自由民主党議員団 太田 太 議員
防災について
問 ⑴能登半島地震について所感を。⑵晴海中学校生徒が参加した防災拠点訓練を振り返り、実施の意義と今後期待する効果は。
答 ⑴日頃からの心構え、備えが非常に重要であると再認識した。自助、共助、公助が一体となって「災害に強いまち中央区」を実現していく。⑵災害への当事者意識が高まったほか、地域との交流など、座学で得られない意義深い体験であった。有事の際に地域の一員として活動できる人材に成長していくものと期待する。
異文化コミュニケーションについて
問 文化の違いから生じる、本区での課題やトラブルへの認識は。
答 外国人によるごみの放置や路上での座り込みなど、マナー違反が散見されるほか、地域からも日常生活でのトラブルを懸念する声が寄せられており、適切に対処する必要があると考えている。
情報モラル教育に関して
問 本区の情報モラル教育の取り組みについて所感と課題は。
答 警察や情報通信企業等と連携し、SNSの危険性に関する授業を実施するほか、安全なICTの利用等をテーマに保護者と教員が意見交換することで、家庭とも連携した情報教育の推進に努めている。これにより意識啓発が図られ、トラブルの未然防止に効果がある一方、利用を抑制する考え方に偏る傾向もあるため、情報モラルを着実に身に付け、適切に活用できる力を育んでいく。
教科書採択に関して
問 ⑴本区が目指す教育の方向性は。⑵教科書採択の流れと留意点は。⑶教科書採択に関する不祥事防止のための取り組みは。
答 ⑴中央区教育振興基本計画2020に基づき、家庭や地域と緊密に連携しながら、未来をたくましく生き抜く人材の育成に邁進していく。⑵教科書調査委員会の報告や学校から提出された意見書だけでなく、区民からの幅広い意見等を踏まえ、教科書審議会の答申を参考に教育委員会が採択している。⑶利害関係を有する者や、特定の教科書発行者と関係を有する者を、審議会等の委員に選出しないよう調査を行うほか、発行者からの不当な利益供与となる具体例を委員や教職員に示すことで、未然防止に努めている。
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