一般質問・答弁の要旨
中央区議会自由民主党議員団 押田 まり子 議員
区の未来を担う子どもの育成について
問 子どもに夢をもたせ、夢を育てるため、どのような教育に取り組んでいるか。時代に合わせた夢の育て方について見解を。
答 トップアスリートなどを招いた出前授業を行い、競技に対して真剣に臨む姿勢や、目標に向かって挑戦を続ける大切さなど、夢や将来像につながる生き方を学んでいる。子どもたちの意見を反映させつつ、キャリア教育を充実させるとともに、子どもたちの琴線に触れる体験を重視した教育活動を推進し、一人一人が夢や将来像を描きながら未来に向けてはばたく力を育んでいく。
問 本区の幼小中に対する教育は手厚いと考えるが、高校生に対し、学校教育以外の教育としてキャリア教育などを行う考えは。
答 様々な世代やキャリアを有する方々と接し、知見を得ることは、自己の将来を考えるうえで重要。「区民スポーツの日」などのイベントでのボランティア参加を通じて、多様な気づきを経験する機会を提供してきた。今後も、このような機会の提供に努め、高校生世代のキャリア形成を後押ししていく。
東京湾大華火祭の再開について
問 再開に向け近隣区と調整が必要と考えるが、状況は。
答 開催費用や令和4年調査時からの環境変化への対応など、課題を乗り越えるため、近隣区と平成27年度の実施結果の確認など協議を開始。引き続き、調整を進め積極的に取り組んでいく。
福祉行政について
問 高齢者の経済状況や健康面の個人差に対する施策の見解は。
答 「高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」を3年ごとに策定し、高齢者のニーズに応えるために取り組むべき施策を計画的・総合的に推進している。一人一人の抱える状況が多岐にわたるため、区政全体を通じて安心して暮らせる施策を展開していく。
問 ⑴おとしより相談センターは、相談を待つ姿勢ではなく地域へ赴いては。⑵高齢者施策策定の基準や声の吸い上げ方法は。
答 ⑴今年度、日本橋保健センターと月島保健センターの健康イベントにおいて、相談センター職員による個別相談会を実施。今後も、地域の方々や関係部署と連携を図りつつ、身近な場所で気軽に相談できる環境づくりを推進していく。⑵本区の特徴や公共性・必要性を考慮し、施策を展開。「中央区高齢者施策推進委員会」を設置し、幅広く意見をいただいているほか、「ひとり暮らし高齢者等調査」などを通じて区民からの声もいただいている。
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559