令和6年第三回定例会
会期
令和6年9月18日~令和6年10月17日
会議日程
9月18日
・議席の変更
・会期の決定
・常任/特別委員会の中間報告
9月19日
・一般質問
9月20日
・一般質問
・議案の付託(各常任委員会)
9月26日
・令和6年度一般会計補正予算、令和6年度介護保険事業会計補正予算の議決
・令和5年度各会計歳入歳出決算の付託(決算特別委員会を設置)
10月17日
・議案の議決
・令和5年度各会計歳入歳出決算の認定
議案の審議結果
区長提出議案
令和6年度中央区一般会計補正予算
[2億8,666万9千円の追加 総額 1,381億70万8千円]
(原案可決 賛成 自由民主党・かがやき中央・公明党・区民クラブ・立憲民主党・維新・士魂の会・参政党・れいわ
反対 日本共産党)
令和6年度中央区介護保険事業会計補正予算
[1億4,175万9千円の追加 総額 98億8,733万円]
(原案可決 全員賛成)
中央区行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例
[個人番号を利用することができる事務に認可外保育施設保育料補助金の交付に関する事務を追加するほか、規定を整備する。]
(原案可決 賛成 自由民主党・かがやき中央・公明党・区民クラブ・立憲民主党・維新・士魂の会・参政党・れいわ
反対 日本共産党)
中央区国民健康保険条例の一部を改正する条例
[急患等として保険医療機関等を受診した被保険者に係る保険料の納付について、資力が活用できるまでの期間として最長一年間徴収猶予するとともに、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律等の施行に伴い、一定の場合における療養の給付等について定めるほか、規定を整備する。]
(原案可決 賛成 自由民主党・かがやき中央・公明党・区民クラブ・立憲民主党・維新・士魂の会・参政党・れいわ
反対 日本共産党)
中央区立公衆便所条例の一部を改正する条例
[新たに区立わたし公園内公衆便所を設置するほか、規定を整備する。]
(原案可決 全員賛成)
中央区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例
[都立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例の施行により改定された介護補償の額に準じ、介護補償の額を改定する。]
(原案可決 全員賛成)
令和5年度中央区各会計歳入歳出決算の認定について
※「決算審査のあらまし」を参照
(原案可決 賛成 自由民主党・かがやき中央・公明党・区民クラブ・立憲民主党・維新・士魂の会・参政党・れいわ
反対 日本共産党)
京橋プラザ分庁舎外壁及び防水改修工事請負契約
[契約金額 6億390万円 契約の相手方 坪井・月島建設共同企業体]
(原案可決 全員賛成)
災害対策用食料の買入れについて
[購入金額 7,491万7,440円 購入先 社会福祉法人東京コロニー東京コロニー]
(原案可決 全員賛成)
災害対策用生活必需品の買入れについて
[購入金額 1億2,086万7,926円 購入先 船山株式会社東京本店]
(原案可決 全員賛成)
決算審査のあらまし
令和5年度各会計決算を認定
令和5年度における本区財政は、特別区民税や特別区交付金に一定の伸びが期待できるものの、ふるさと納税による税の流出拡大、景気の下振れリスクなど、依然、予断を許さない状況のもと、拡大かつ多様化する行政需要や区民ニーズに対し、可及的速やかな施策の対応が求められたところです。
本特別委員会は、決算認定の審査に当たり、これらを踏まえ、本区の行政運営が限られた財源と権能の中で、区民の要望と意向を捉えつつ、区民の福祉向上のために、いかに適正かつ効果的に予算執行がなされたか、かかる観点から、9月26日の本会議での付託以来、延べ12日間にわたり慎重に審査を行いました。
9月30日には、まず一般会計歳入より質疑を開始し、次に一般会計歳出、続いて国民健康保険事業会計、介護保険事業会計及び後期高齢者医療会計の各歳入歳出を一括して質疑し、最後に総括質疑を行い、10月11日には全ての審査を終了しました。
さらに、同日に各会派の態度表明が行われ、最後に各会計歳入歳出決算の認定について、起立多数で認定すべきものと決しました。
決算特別委員会委員(14名)
委員長 竹内 幸美(自由民主党)
副委員長 田中 広一(公明党)
委員 原田 賢一(自由民主党)
委員 塚田 秀伸(自由民主党)
委員 海老原 崇智(自由民主党)
委員 太田 太(自由民主党)
委員 青木 かの(かがやき中央)
委員 高橋まきこ(かがやき中央)
委員 ほづみ ゆうき(かがやき中央)
委員 山本 理恵(区民クラブ)
委員 小栗智恵子(日本共産党)
委員 梶谷 優香(立憲民主党)
委員 上田 かずき(維新)
委員 白須 夏(士魂の会)
会計区分 | 歳入決算額 | 歳出決算額 | 差引額 |
---|---|---|---|
一般会計 | 1,680億2,519万5,631円 | 1,629億7,335万2,007円 | 50億5,184万3,624円 |
国民健康保険事業会計 | 135億7,209万4,101円 | 134億144万2,754円 | 1億7,065万1,347円 |
介護保険事業会計 | 95億2,248万8,016円 | 93億7,666万2,455円 | 1億4,582万5,561円 |
後期高齢者医療会計 | 34億6,326万9,506円 | 34億4,717万7,108円 | 1,609万2,398円 |
合計 | 1,945億8,304万7,254円 | 1,891億9,863万4,324円 | 53億8,441万2,930円 |
令和5年度決算に対する各会派の態度表明(要旨)
中央区議会自由民主党議員団
各会計決算に対する態度表明:賛成
・晴海フラッグを筆頭に子育て世代の人口増加が続く本区の今は、子育て・教育環境の更なる整備が求められます。
・インバウンドの影であるゴミ問題や防災対策は喫緊の課題です。又、大熊町との連携は本区の未来を環境面で支える重要な施策です。
・本委員会における我が会派の質疑を次年度の予算編成に反映するよう要望し、令和5年度各会計歳入歳出決算の認定に同意します。
かがやき中央
各会計決算に対する態度表明:賛成
・本区は人口の増加等の変化に伴い町会・自治会中心である意見聴取、京華スクエア等施設の見直しなどの課題への対応が求められている。
・新たな時代への対応には本区に関わる多様な立場の方の声にこれまで以上に耳を傾け、ともに新たな区政を創っていくことが重要。
・会派からの予算要望書及び質疑における数々の提案が今後の区政に活かされること、ますます闊達な議論ができることを期待。
中央区議会公明党
各会計決算に対する態度表明:賛成
・人口増加に伴う行政需要への対応等と持続可能な行財政運営を要望。
・子ども医療費助成制度の高校生世代までの拡大や小中学校・保育園の給食費無償化の実施、幼稚園弁当給食の導入及び預かり保育の拡充の検討、産後ケア事業の拡大など子育て・教育環境の充実を評価。
・物価高騰への対応をふまえた経済対策の実施や防災対策の強化、人と人との温かいつながりなど安心して住み続けられるまちづくりを。
中央区民クラブ
各会計決算に対する態度表明:賛成
・令和5年度は「新たなステージへ!」をテーマに掲げ、脱炭素社会の実現を目指す取組み、地域経済の活性化につなげる取組み、妊娠期から子育て期にわたる伴走型支援、都市再生に向けた都市基盤整備等に重点を置いた予算編成。コロナを機に区政を取り巻く環境が変化する中で、現下の課題に的確に対応できる組織づくりと部局間連携により、区民の信頼と期待に応える行政サービスの提供を望む。
日本共産党中央区議会議員団
各会計決算に対する態度表明:反対
・日本橋、八重洲、築地市場跡地などの大規模再開発や首都高新京橋連結路など道路計画が目白押し。助成金をつぎ込み、地域から転出者を生み、環境への負荷を増大させるまちづくりは問題。
・保育園や学童クラブの待機児童対策、不足する低家賃住宅、国民健康保険料の値上げなど、自治体の本旨「福祉の充実」が不十分。
・桜川公園を営利企業に貸し出すパークPFIの導入を見直すべき。
中央区議会立憲民主党
各会計決算に対する態度表明:賛成
・首都東京の中心都市であると同時に、江戸時代からの歴史と伝統が連綿と続く、本区ならではの特性に資する事業の更なる充実を。
・常に先を見据え、柔軟かつ迅速に対応し、区民の安全と安心を最優先に、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを求める。
・本委員会で提案した内容や要望を子どもから高齢者まで、すべての区民が笑顔で安全・安心に暮らせるよう、少しでも区政に反映を。
日本維新の会
各会計決算に対する態度表明:賛成
・新たに策定された基本計画2023に基づく着実な執行を評価する。
・行財政改革、特にDX化に向けた取り組みを加速させることを要望。
・3年以内で54.6%の転出者が発生する現状の分析と改善を。
・利用者目線と現場視点を組み合わせた区民施設の品質向上を求める。
士魂の会
各会計決算に対する態度表明:賛成
・物価の高騰や先行き不透明な社会情勢の中、多岐に渡る諸課題への取り組みにより社会経済活動の正常化が進んでいるが、より効果的で信頼性のある財政運営を要望。
・時代に合った施策を実践し、様々な挑戦を続けていくことを確認。
一般質問(要旨)
今定例会で質問された議員の氏名・会派名・主な質問項目です。
(掲載順序は一般質問の順になっています。)
梶谷 優香 議員 (中央区議会立憲民主党)
- 防災・災害対策について
- 安全・安心・魅力あるまちづくりについて
- 妊娠・出産~子育て環境の充実について
押田 まり子 議員 (中央区議会自由民主党議員団)
- 区の未来を担う子どもの育成について
- 東京湾大華火祭の再開について
- 福祉行政について
田中 耕太郎 議員 (中央区議会自由民主党議員団)
- 効果的な広報・広聴について
- 社会情勢に対応した区民サービス向上について
高橋 元気 議員 (かがやき中央)
- 公共交通機関の整備について
- 自転車交通ルールの周知・啓蒙活動について
- 公共的空間における受動喫煙防止対策について
- 福島県大熊町との連携について
高橋 まきこ 議員 (かがやき中央)
- 築地と周辺のつながりについて
- 中央区こども計画と子どもの権利について
- 適応教室「わくわく21」について
小坂 和輝 議員 (かがやき中央)
- 再開発による総戸数は晴海フラッグ規模、教室不足への対応策
- 発災時、防災拠点へ地元の医師等が参集する医療救護体制整備
- 築地地区まちづくり事業マネジメント会議への区の考え方の反映
- 築地川アメニティ整備構想で築地川区間上部空間活用の検討
- 教員欠員に備えた人員確保及び『働き方改革推進プラン』の改定
- 教育委員会定例会へのタブレット導入と資料のネット公開の実現
- 子どもの声がもっと反映される『教育振興基本計画』改定
墨谷 浩一 議員 (中央区議会公明党)
- がん対策の充実について
- 認知症施策の充実について
- 熱中症対策の充実について
- 環境対策の充実について
山本 理恵 議員 (中央区民クラブ)
- 高齢期の生と死の尊厳について
奥村 暁子 議員 (日本共産党中央区議会議員団)
- 雨水の活用について
- 空き家対策について
- 耐震助成制度について
- 生活保護について
- 学校給食について
- 会計年度任用職員の処遇改善について
黒原 裕司 議員 (中央区議会参政党)
- 緑化推進について
- 学校給食について
- 新型コロナウイルス感染症対策について
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559