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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 墨谷 浩一 議員

がん対策の充実について

 港区立がん在宅緩和ケア支援センターでは、相談窓口や交流スペース、情報コーナーを設けるなど包括的な支援を実施。患者や家族が安心して相談し、学び集える居場所づくりを進めては。

 がん患者と家族の苦痛や精神的不安を緩和するため、必要な支援が受けられる環境の整備や、がんに関する正しい情報の提供が重要。区はこれまで、医師会が実施する「がん何でも相談」への協力や、聖路加国際大学と連携した講座等を実施してきた。今後も医療機関等と協力し、がん対策のさらなる拡充を図っていく。

認知症施策の充実について

 介護する側とされる側両方の負担軽減に有用なユマニチュード※について、まずは介護従事者を対象に講演会を開催しては。

 区内複数の介護施設においても一定の効果がみられ、有効な技法の一つと認識。そうした施設の実例や意見を参考に、事業者のニーズ等も踏まえながら、講演会等の実施を検討していく。

熱中症対策の充実について

 学校現場における熱中症対策について、⑴予防に関する教職員への研修や、児童・生徒への教育をどのように実施しているか。⑵著しい気象変動に応じて、教育活動の見直しを行うべきでは。

 ⑴教員には、緊急時に迅速かつ適切な対応が図れるよう、実践力を高める研修を各学校で実施。子どもたちにも、保健学習の単元で予防方法や手当の仕方等を指導している。⑵水泳授業の前倒しや運動会開催時期の再検討など見直しを行っている。今後も、子どもたちの命を守る熱中症対策に万全を期していく。

環境対策の充実について

 食品ロス削減に向けた「ちゅうおう食べきり協力店」の取り組みを、中央清掃事務所や保健所等と連携し推進しては。

 今年度から清掃事務所と保健所が連携し、リーフレットを配布。今後は、中央区健康づくり協力店事業との連携により食べきり協力店の拡大を図るなど、さらなる食品ロス削減に努めていく。

用語解説
ユマニチュード  フランスから取り入れられた、認知症のある方の尊厳を重視するケア手法。「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの柱で、大切に思っていることを相手に伝えることより、症状の軽減につなげる。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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