一般質問・答弁の要旨
日本共産党中央区議会議員団 奥村 暁子 議員
物価高騰対策について
問 国保料の負担軽減のため投入されてきた法定外繰入をなくすことはやめ、保険料軽減に区として取り組むべきでは。
答 法定外繰入は、被保険者でない区民の方の負担となることを踏まえれば、公平性の観点からも削減が必要。さらなる医療費の適正化や収納率の向上に取り組むことで、保険料の抑制に努める。
生活保護行政の改善について
問 生活保護制度を周知するため、都内10区は独自にポスターを作成し、他自治体はSNSで発信している。本区でも実施を。
答 生活保護制度自体よりも「ふくしの総合相談窓口」など保護に至る前段階の相談窓口を広く知っていただくことが重要であると考えており、さまざまな機会を捉えて、周知に努めていく。
教員不足問題について
問 ⑴本区での教員不足の実態は。⑵学級担任が欠けた場合、教育の質の確保をどのように担保するか。
答 ⑴今年度当初では、正規教員の配置に欠員は生じていなかったが、年度途中に小学校で約20名の担任が産休・病休等を取得。⑵補充・採用した代替教員や臨時的任用教員に対し、研修を充実させることで、教育の質の向上と学級運営の円滑化に努めていく。
問 30人学級にするなど学級編成の基準を見直し、正規教員を増やしていくことが必要では。
答 正規教員の配置基準については、国が責任を持って行うべきであり、区の役割は働き方改革を推進し、教員がやりがいや達成感を感じられる職場環境にすることであると認識している。
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559