一般質問・答弁の要旨
中央区議会公明党 墨谷 浩一 議員
物価高騰対策について
問 物価高におけるひとり親家庭、低所得層などへの支援として、国や都と連携した機動的な支援も必要になるのでは。
答 エネルギーや食料品等の値上げには危機感を持っており、新年度予算案にはハッピー買物券の発行総額を拡大するなどの経済対策や物価高騰対策を盛り込んでいる。今後も物価や賃金の状況に加え、国や都の動向を注視し必要に応じ速やかに対策を講じる。
健康寿命延伸への取り組みについて
問 慢性腎臓病の対策には、早期発見、早期介入、早期治療の対応に加え、ハイリスクの方への対応も重要と考えるが、見解を。
答 中央区国民健康保険第2期データヘルス計画では、慢性腎臓病対策事業として、糖尿病に加え、高血圧症の方へも保健指導等を実施するほか、新たに慢性腎臓病をテーマとした講演会を開催するなど周知啓発の強化も図っている。これら取り組みを通じ、被保険者が健康に関心を持ち、生活習慣の改善や適切な疾病管理を行えるよう保健事業を着実に実施していく。
持続可能な社会構築にむけて
問 宅配ボックスの設置は、住民の利便性向上や、再配達の抑制による環境負荷の低減等の点で重要だが、民間の戸建てや集合住宅向けに設置を支援する考えは。区立住宅への設置も検討しては。
答 築年数の浅い集合住宅の大半には既存設備として設置されており、また、民間事業者もサービス提供しているため、現在は助成や設置は考えていないが、今後も社会情勢を注視していく。
道路交通環境の整備について
問 交通事故の低減策としてゾーン30プラスを更に進める考えは。
答 ゾーン30プラスの指定のない道路でも、交通管理者と協議の上、整備を進めてきたが、一部の物理的デバイスは通行時の振動や騒音の発生による沿道建物に与える影響などもある。車両と歩行者が共存し、安全・安心な道路交通環境が図られるよう、引き続き、交通管理者と連携し実効性のある対策の推進に努める。
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