一般質問・答弁の要旨
中央区民クラブ 山本 理恵 議員
道路空間の活用と快適な歩行空間の創出について
問 築地エリアにおける道路環境の現状と課題、将来イメージは。
答 築地市場跡地開発や地下鉄新線等の都市基盤整備が進展することから、歩行者と車両の動線分離による安全性の確保や築地・東銀座エリアにおける歩行者ネットワークの検討を進める。また、場外市場の生命線である来街者用駐車場や荷捌き駐車場を確保するため、地域ルール作りに向けて検討を深めていく。
問 東西南北に歩行者空間が延伸しているが、⑴本区の地下歩行者ネットワークの現状は。⑵東京駅や銀座駅を有する本区の地下空間のあり方は。
答 ⑴まちづくりガイドラインやビジョンに指針を示し、再開発間の連携による連続した地下歩行者ネットワークの整備を誘導してきた。⑵土地の限られた都心部において、歩行者空間はもとより広場空間やターミナル機能の導入など、地下空間を有効かつ適切に活用するべきと考える。
魅力的な水辺環境の創出と水上交通の活性化について
問 水上交通の活性化に向けた取り組みは。
答 持続的に運航可能な事業スキームの構築や船着場の環境整備の検討、舟運の魅力向上につながるイベントを促していく。
問 陸上と水上交通とのアクセス性の向上による総合的な交通ネットワークの構築に取り組むべきでは。
答 水上交通を身近な移動手段として定着させるため、船着場を総合案内板や江戸バスマップ等に示している。今後は、鉄道駅からの動線を考慮したサイン看板の試験的設置や、デジタルサイネージを活用した地域イベントや運航情報の発信方法を検討するとともに、効果検証のうえで船着場への案内誘導等を検討する。
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