一般質問・答弁の要旨

日本共産党中央区議会議員団　奥村暁子　議員

共生社会の実現について

問　⑴本区で外国人に生活保護、健康保険、奨学金等が優遇されている事実はあるか。⑵排他主義や外国人差別を許さず、多文化共生社会実現を目指す宣言やメッセージを発信していくべきでは。

答　⑴すべての区民に等しく適用され、外国人が日本人より優遇されている事実はない。⑵基本計画2023の施策の一つとして「多様性を認め合う社会の構築」を掲げ、誰もが個人の尊厳を尊重し、相互に理解し支え合う地域社会の実現を目指している。新たな宣言等を行う予定はないが、あらゆる機会を通して多文化共生の重要性を丁寧に発信し、安心して暮らせる社会の実現に努める。

防災対策について

問　本区でも、他区のように新耐震基準の建築物に対し、耐震調査費や耐震改修を補助するよう求めるが、区の考えは。

答　近年の大地震による被害状況を踏まえた支援や耐震化のさらなる促進が必要と考えており、新耐震基準の建築物に対する助成制度の新設や既存の助成制度の拡充を検討している。

介護事業所への支援について

問　品川区は介護報酬引き下げによる訪問介護事業所の減収を補填し、足立区では若年層の介護職員に対し、賃貸住宅の家賃を補助している。本区でも実施すべきと思うが、区の見解を。

答　「介護人材確保支援事業」や「地域密着型サービス事業所等介護職員等宿舎借上支援事業」等を活用いただいており、紹介の取り組みは実施する予定がないが、「介護保険サービス事業者連絡協議会」の意見を伺い、事業運営の安定に資する施策を講じる。

その他質問事項

①市街地再開発事業について　②自衛隊への個人情報提供について　③シルバーパスの負担軽減について

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