一般質問・答弁の要旨
中央区議会立憲民主党・無所属 高橋 元気 議員
本区の今後のまちづくりについて
問 晴海西小学校・中学校において、児童・生徒数が当初の予測を上回った原因や分析について、区の考えを。
答 晴海フラッグのまちびらきを機に、小学校と中学校各１校を先行して開設した。残る小学校１校分は人口動態を注視し判断する方針だったが、コロナ感染症の流行等により、判断が極めて困難であった。児童数は推計の範囲内であったが、晴海フラッグへの入居が過去の区内の人口動態や入居実績を上回る速さであった。
問 東京湾大華火祭の会場・交通計画に関し公表時期の目途は。
答 観覧会場、交通規制、警備に関する計画を関係機関と綿密な調整を経て策定し体系的に取りまとめる必要がある。実施計画の公表は令和８年６月頃となる予定。
問 築地市場跡地再開発事業では肝心な高速晴海線の都市計画決定が遅れ、詳細が決まらない状況。都や国へ計画の決定をどう促していくのか。本区の提案はどう働きかけていくのか。
答 都知事宛ての要望書を令和５年11月に提出した後も働きかけているが、高速晴海線の具体的な線形等は明らかになっていない。今後、跡地開発に関する要望書の具体的イメージの公表を契機に、高速晴海線などの交通計画が将来のまちづくりの要である事を訴えかけ、引き続き、早期に公表するよう協議調整を行っていく。
変わりゆく住民生活環境に対する支援について
問 ⑴６月の私立認可保育所の保育士による園児への不適切保育を受け、認可保育所や認証保育所に対する定期巡回や指導はどう改善したのか。⑵監視カメラを設置していく考えは。
答 ⑴虐待防止の意識向上や子どもの人権尊重の観点を踏まえた指導方法へ見直した。また巡回の際は、園長含む全職員へ積極的に声をかけて園全体の状況を把握し、その情報を事業者と共有することで、より健全な園運営につながるよう支援を強化した。⑵保育士の心理的負担の配慮は必要だが、安全確保の観点で有効。希望する園には設置助成を行う方向で検討を進めている。
問 晴海フラッグにおける違法な民泊運営行為について更なる取り締まりを求めるが、区の見解を。
答 区に寄せられている相談や通報は、旅館業法に当たる無許可での宿泊営業が疑われる事案であるが、これまでの調査では無許可営業の確認はされていない。住民の不安の解消に向け、今後も管理組合や警察と密に連携し、法に基づき監視指導を徹底する。
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