一般質問・答弁の要旨
中央区議会自由民主党議員団 瓜生 正高 議員
ふるさと納税について
問 地方交付税の補填がない本区は、区民税の流出による減収の影響が大きい。現状を踏まえ、どのような対策を講じていくのか。
答 税の流出が区民生活に及ぼす影響について、広く理解を求めていくことが課題。今後は利用者の所得層や寄付額等の状況を取りまとめ、図表やグラフなどを活用し、税の流出が区に及ぼす影響を分かりやすく具体的に示すことで理解促進に努めていく。
築地市場跡地開発に係る諸課題について
問 ⑴本区が再開発に期待する機能や役割は。⑵基盤整備等を契機とした、周辺民間開発の動向に対する見解は。⑶さまざまな場面における、都や事業者などの関係機関との協議の進め方は。
答 ⑴周辺地域との共存共栄を図っていく一方、築地ブランドを継承し発展させ、国際交流拠点として整備されていくことが重要。⑵基盤整備は周辺の民間開発にも大きな影響を与えるものと認識。特に采女橋周辺は築地と銀座を結ぶ導入空間を担う場所となることから、官民連携の一体的なまちづくりを進める。⑶議会やまちづくり協議会等で適時適切に意見を聞きながら、今般作成した要望書の具体的イメージを基に、関係機関と協議していく。
東京湾大華火祭の継続的な開催について
問 来年度の開催にとどまらず継続開催を要望する。区の見解は。
答 まずは来年度の開催を成功に収めることが重要。区民の反応や波及効果を見極め、経費の精査等を含め総合的に判断していく。
区民葬儀の在り方について
問 主要事業者の脱退により、利用者の火葬費用の負担が増加する。都や特別区長会へ制度改革や条例制定を求めては。
答 区長会は、費用助成やニーズに応じた葬儀メニューへの見直しを検討。また、必要に応じて都に規定整備等を含め要請し、より良い区民葬儀となるよう働きかけていく。
湾岸部における防火・防災施策について
問 外国人居住者に向けた防災対策は、多角的なアプローチが期待される。防災訓練等を活用した啓発活動のあり方は。
答 防災拠点運営委員会では、訓練の周知チラシを英語で作成し参加を促すほか、一部訓練を外国人居住者向けとする検討を行っており、区ではこうした取り組みを支援。外国人居住者に防災対策の重要性と共助の必要性の理解が深まるよう努めていく。
その他質問事項
効率的・効果的な行財政運営について
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559
