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意見書・要請書等

ディーゼル車排出ガス(粒子状物質)対策の充実を求める意見書

 自動車の排出ガスに含まれる粒子状物質の対策が急がれており、このため、東京都と首都圏三県は連携して、本年10月1日からディーゼル車走行規制を実施しました。この規制に対応する事業者への支援措置として、使用過程車への粒子状物質減少装置導入補助や最新規制適合車などへの買い換え融資を実施していますが、国においては今年度、粒子状物質減少装置導入補助制度の予算及び補助対象を拡大したところです。また、本区においても厳しい財政状況の中、今年度から粒子状物質減少装置導入助成制度を実施しているところです。
 中小零細事業者は厳しい経営環境におかれているもとでも、ディーゼル車排出ガス規制の緊急性を認識して、懸命に協力しようとしています。しかし、10月1日から開始された東京都と首都圏三県の規制に対し、粒子状物質減少装置の装着や買い換え等により適合となる車両は、対象の約半数にすぎないと言われています。
 そこで、中央区議会は、国会及び政府に対し、粒子状物質減少装置補助制度の予算を速やかに増額し、自治体の取組を支え、全国の事業者の対策を一層推進させるよう強く求めるものです。

 右、地方自治法第99条の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。

平成15年10月17日

東京都中央区議会議長 石島 秀起

衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
厚生労働大臣
経済産業大臣
国土交通大臣
環境大臣

あて

お問い合わせ先:区議会議会局議事係 
電話:03-3546-5556

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