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意見書・要請書等

核兵器廃絶と恒久平和実現に関する意見書

 本区議会は昭和63年3月に「中央区平和都市宣言」を議決するとともに、わが国が唯一の被爆国であることにかんがみ、あらゆる核実験に反対し、すべての核兵器の廃絶を求め続けてまいりました。しかし残念ながら依然として核兵器が保有され、核実験は繰り返され、また核保有国が拡大しかねない状況にあります。
 本年1月1日、本区が広島・長崎両都市が主宰する「平和市長会議」に加盟したことは、このような世界情勢に強い危機意識を有したからにほかなりません。
 一方で、昨年4月米国オバマ大統領が「核兵器のない世界」を提唱し、本年「核安全保障サミット」の開催が予定されるなど世界的に核兵器廃絶、恒久平和を求める流れは加速しております。
 こうした中で、核兵器廃絶のための具体的道筋を示す「ヒロシマ・ナガサキ議定書」が本年開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議において採択されれば、世界恒久平和実現への流れを決定的なものとすることができます。
 よって中央区議会は、国会及び政府に対し「ヒロシマ・ナガサキ議定書」の趣旨に賛同し、2010年のNPT再検討会議において同議定書を議題として提案されるとともに、その採択に向け、核保有国をはじめとする各国政府に働きかけられるよう強く求めるものであります。
 右、地方自治法第99条の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。

 平成22年3月30日

中央区議会議長 石島 秀起

衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
外務大臣

あて

お問い合わせ先:区議会議会局議事係 
電話:03-3546-5556

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